遂にこの時がきたようです。
2020年8月19日(水)に楽天市場のスマートフォンページがリニューアルされるそうです!!
ってかさ、楽天さんよ何回システムエラー起こしてるんだい(笑)
でも正直言ってメチャ大変な作業ですよね。ファイトです!!!
そして、これまで異常だった箇所も修正がされるそうです・・・
楽天市場のRMS内にあるスマートフォン編集箇所で、裏技的に使っていたCSSやJavaScriptのチェック機能が強化され、今後は利用することができないようです。
これは、スマートフォン編集箇所の商品ページもカテゴリページも全てが適応されるようで、『=””』を余分に記入したり、『全角のスペースを13個入れる』ってことをしても基本はダメになるようです。
そして、これに伴いスマートフォンページの編集方法やWEB上やアプリ上での掲載方法がリニューアルされるそうです。
なので、今回は楽天市場スマートフォンページの編集方法や運用方法、予想されるSEO最適化の変化などをまとめていきたいと思います。
もう使えない!いや、今後は使わない!RMSスマートフォン編集の裏技。
結論から言うと、、、
今後はスマホの説明文で今まで使っていた『画像枚数を増やせる裏技』や『フレームやスクリプトを強制的に入れる改コード』などは使用しない方が無難です。
楽天市場が今後実装を予定しているスマホのリニューアルで、『スマホのWEBページ』と『スマホのアプリページ』で、表示が統一化されます。
この統一化がされることによって、大規模なシステム改修が行われます。
仕様禁止タグのエラーチェックも大幅に強化がされるようです。
そして、スマートフォン説明文に使用禁止タグが入っている場合はエラーが発生し、ページ更新が出来なくなります。
なんで今後は裏技を使ったCSSやJSを使用しないほうがいいのか?
なんで、今後この『裏技』を使わない方がいいのか??
それは、ページ更新が出来なくなることも大きな要因ですが、、、
『商品ページの買い物カゴが消えたり』、『商品ページから決済画面に進まない』など、売り上げを大きく低迷させてしまうシステムエラーを起こす要因になりかねないからです。
ページの見栄えが良くても、売り上げを落としてしまうのは本末転倒ですね。
ここは非常に注意をしておきましょう。
SEO最適化の観点からみても最悪の結果?
但し、楽天市場のエラーチェック強化がどの位のレベルかは分かりません。
そもそも、今まで『裏技』や『改コード』が出来ていた脆弱なシステムです。
そしてこの事象をRMS内の動画でECC達が公開してしまっている始末。
これにはちょっと失笑です(笑)
なので、エラーチェックがどの程度になるかは、今後もよく注意をしないといけないのですが、そのエラーチェック体制が脆弱であっても、今後はこの『裏技』や『改コード』はおすすめしません。
その理由として、、、
①買い物カゴ周りでの不具合が発生した場合は超致命的
②アプリでの表示に不具合が発生しそう
③楽天市場内のサーチ結果もGoogleのサーチ結果も表示順位が落ちそう
以上の3点が考えられます。
①の買い物カゴ周りの不具合は先程説明をさせて頂きました。
②のアプリでの不具合についてあは、今後はアプリのシステム改修に力を入れてくることを考えると、意外に発生しやうい事象かもしれません。
そして、一番重要なのが③のサーチ順位の影響です。
裏技や改造コードが書かれている商品ページに対して、検索順位を落とすようなことが、もしかすると起きるかもしれません。現にGoogle辺りはこのソース内容に対しては結構シビアに捉えています。
スマートフォンの商品ページは今後どう作る?
これまで、掲載画像を30枚や40枚とほぼ無限に入れていた商品ページ。
回遊性を高めるために、フレームやJSファイルを入れていた商品ページ。
今後は上記のコードは一切NGになります。
そうすると、今後スマホ説明文はどうすればいいのか。
作業量や費用対効果を含めて、一度考え直すことをオススメします。
もしかすると、
画像が20枚になっても売り上げは変わらず、、、
フレームやJSを消しても回遊率に変化がないなんてことは結構あります。
ページの表示速度とユーザビリティーを重視した説明文がオススメ
スマホの説明文については、下記の内容で少し実験をすることをオススメします。
①閲覧スピードを重視し、説明文に画像を一切入れいない
②画像を入れない代わりに、「商品説明文」や「詳細」を全てテキスト化する
現行、楽天市場のスマホ説明文には20枚の画像登録ができます。
但し、スマホ商品ページ内に「フリック」で表示ができる商品画像も20枚の登録ができます。よく見かけるのが、商品画像20枚とスマホ説明文20枚の画像が全く同じページです。
これは正直言って、もったいないですね。
どうせなら、違う画像を入れた方がいいですよね。
もしくは、閲覧スピードをアップさせる為に、説明文の画像を全て消して、商品説明文や詳細説明文などを、テキスト化した方が圧倒的に良いです。
勝手にSEO最適化も施されますしね。
共通バナーや目玉商品・目玉カテゴリの情報は今後全て入力しよう
上記で説明した通り、説明文の実験はどこかで行ってみて下さい。
但し、回遊がなくなってしまうのは結構リスキーですよね。
そこで、今後はスマホのWEBとアプリの表示が統一化されることから、共通バナーや目玉商品・新しく設置さえる目玉カテゴリなどが非常に重要になります。
この共通パーツは全て入力しておきましょう。
ここが設置されているだけでも、数字は大きく変わってくる可能性があります。
最後に…スマホ市場でのチャンス到来
これまで『裏技』や『改コード』でガチガチに改造していた店舗さん。
あんまりスマホのページに注力してこなかった店舗さん。
個人的に思うところは、『どちらの店舗さんも大チャンス』ってことです。
ページ修正を行うにしろ、新しページを作り上げていくにせよ、結局は早く着手した店舗さが勝つと思います。
但し、誤ったやり方で実行してしまったり、費用対効果が悪いやり方を実行してしまったりするのはNGです。とりあえず、1ページでも2ページでも良いので、『実験』を行ってみて下さい。
早い物で年末商戦が近づいてきています。
早めの準備を行い、年末商戦を万全な状態で迎えましょう。